ニュースリリース 2025年04月15日発表
プラスチック工場の省エネ、省人化、品質管理の推進に
新型材料除湿乾燥機・金型温度調節機を4月より発売開始
中村科学工業株式会社(本社・工場:愛知県岡崎市/代表取締役社長 中村尚暁)はネットワーク・省エネ対応をした開発中の新型材料除湿乾燥機・金型温度調節機を4月より発売を開始いたします。
SDGs・カーボンニュートラルなど環境負荷低減への対応、エネルギー・素材価格の上昇・人手不足等、プラスチック製品製造業界は現在さまざまな課題に直面しています。
弊社では「あなたの課題を解決する。」をテーマに、プラスチック製品製造工場の課題解決の一助とすべく、新型材料除湿乾燥機・金型温度調節機を開発してまいりました。
4月より発売される新型機は、弊社従来モデルと比較し最大30%の省エネ化を実現。またプラスチック製品製造工場のDX・省人化への取り組みとして、新たに搭載するネットワーク機能により金型温度調節機と設定機能を連携させ、作業者の負担軽減と設定ミス防止を可能としています。
また装置の作動状況を監視・記録する機能を有しており、生産ラインの「見える化」や「品質管理」の精度向上に役立つ機能を搭載しています。
弊社では今後、お客様に実際に新型機に触れていただく機会として、お客様工場へのデモ機の貸出サービス、展示会等での実機展示を予定しております。
展示会出展予定
AXIA EXPO 2025内/新あいち創造研究開発展
2025年6月4日(水)〜6月6日(金)/ Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA
2025年7月16日(水) 7月18日(金)/ Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
第9回ものづくり岡崎フェア2025
2025年8月27日(水)〜8月28日(木)/岡崎中央総合公園 総合体育館(愛知県岡崎市)
新製品の概要
@材料除湿乾燥機(NLG-N/NLF-N)

装置の基本用途
成形前工程で樹脂材料を80℃〜150℃で乾燥させ樹脂成形の前準備をします。
新機能
- ECOモード(省エネ)機構
- レシピ連携機能(設定情報の一元管理(省人化))
- トレンドグラフ(品質管理)
A金型温度調節機(WTE-N)

装置の基本用途
樹脂成型の際に使用する金型の温度コントロールをします。
金型の温度は樹脂の種類により10℃から200℃程度まで求められます。
新機能
- 材料乾燥機とのレシピ連携機能(設定情報の一元管理(省人化))
- 流量監視機能の装備(オプション(品質管理))
- ポンプ運転時間の積算表示(メンテナンス目安に(省人化))
- ゾーンPID制御(温度制御の安定化(省エネ))