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プラスチックの成形に乾燥機が必要な理由

■成形不良予防

水滴と成形不良概略図 プラスチックペレット(樹脂材料)は、吸湿性を持っています。
水分がペレットについたまま射出成形すると加熱により水分が金型内で蒸発し、気泡や銀条(シルバーストリーク)、ウェルドライン、くもり、透明度不良などさまざまな成形トラブルが発生します。
成形トラブルは外観的欠陥だけでなく、加水分解による成形品の強度、耐衝撃性の低下など、成形品の品質を著しく低下させます。
そのため、通常プラスチックペレットは成形前に予備乾燥を行ってから成形機に供給されています。

■材料の予熱

熱可塑性プラスチックは熱により溶けて流体になり、型に射出されます。
射出成形機のシリンダー内でヒーターにより加熱される前に予備乾燥により予め温められていればより早く可塑温度に達するため、成形の効率が上がります。
特に気温の低い時期には効果を発揮します。

このようにプラスチックの射出成形にとって必須である予備乾燥のために中村科学工業(NKC)は

の3タイプのドライヤー・除湿乾燥機でお客様の成形品の品質向上に貢献しています。
3モデルとも材料輸送機(ローダー)一体型のため、工場の省スペース化にも一役買っています。